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デザイン業が小規模事業者持続化補助金2026を使うには?対象経費・落とし穴・申請の流れ

デザイン業・フリーランス向けに、小規模事業者持続化補助金の対象経費と落ちやすいケースをまとめ。申請の流れ・次の2週間のアクション・関連記事を併記。

制度: 持続化 業種: デザイン業 最終確認日: 2026-04-18 公開日: 2026-04-18

この記事の結論

デザイン業(グラフィック・UI・ブランディング)が小規模事業者持続化補助金(一般型 第19回)で新規顧客開拓を図る場合の対象経費・落とし穴・申請の流れをまとめます。デザイン業は「ポートフォリオの質」が受注確度に直結しますが、「自社ブランディング投資」と「販路開拓投資」の切り分けが必要です。一般型の補助上限は通常50万円、インボイス特例+50万円、賃金引上げ特例+150万円(両特例併用で最大200万円)。

小規模事業者持続化補助金の基本

小規模事業者の販路開拓・業務効率化を支援する補助金。広告・販促物・機器購入・外注費等が対象で、フリーランス・個人事業主の主戦場。ウェブサイト関連費は補助金交付申請額の1/4が上限(最大50万円)かつ単独申請不可の制約がある。

  • ・補助上限: 第19回: 通常枠50万円 + インボイス特例+50万円 + 賃金引上げ特例+150万円(両特例併用で最大200万円)
  • ・補助率: 2/3(赤字事業者の賃金引上げ特例は3/4)
  • ・公募回数: 年3〜4回程度の公募
  • 小規模事業者持続化補助金(公式)

デザイン業でよくある投資項目

  • 作品集・実績集のポートフォリオサイト制作(ウェブサイト関連費・1/4上限・最大50万円・単独申請不可)
  • 作品集・サービス紹介冊子の印刷物制作費(**商品・サービス名や宣伝文句を明記したもの**。単なる会社PR・営業活動資料・名刺は対象外)
  • 作品の写真撮影・プロフィール撮影の外注費(販路開拓に直結する素材制作)
  • 営業用ノベルティ(**サービス名・宣伝文句が印字されているものに限る**。無印の一般雑貨は対象外)
  • 第三者主催の展示会ブース費(展示会等出展費)/自社開催PRイベント会場費(借料。商談導線の明記が必要)
  • リスティング広告・SNS広告の出稿費(Web広告はウェブサイト関連費/紙媒体広告は広報費)

対象になりやすいケース

  • 商工会・商工会議所の管轄地域内に事業所を構える小規模事業者で、新規顧客開拓を目的としたポートフォリオ刷新
  • 特定業種向け(医療・美容・飲食等)の実績をまとめた訴求型サイトの制作
  • グラフィックデザインからブランディング・UIデザインへの事業領域拡大
  • 個展・グループ展への出展(**第三者主催** + **商談・受注導線あり** + **販売のみ目的でない** 場合に限り展示会等出展費/**自社開催のPRイベント**は借料。商談導線の設計が必須)

落ちやすい・対象外になりやすいケース

  • Adobe Creative Cloud・Figma・Sketch 等の汎用デザインツールのサブスク費(事務所等で汎用的に使用できるソフトウェア・既存契約の更新料・補助期間外分は対象外)
  • 汎用iPad Pro・Apple Pencil・Wacom 等の通常業務でも使用できる機器・単なる取替更新
  • 受注済み案件のクライアント納品物制作費(「自社の販路開拓」ではない)
  • 単なる自己宣伝の名刺・挨拶状・会社案内(公式の対象外例)
  • 宣伝文句・サービス名が入っていない無印の一般雑貨ノベルティ(公式の対象外例)
  • **不動産取得相当の増築・住宅部分の改装・単なる老朽化対応・既存契約の賃借料**(販路開拓と無関係な工事は対象外)
  • 純粋なアート展示・自己表現目的で商談導線のない個展(販路開拓の因果関係が示せない)/**コンペ・選考会・審査会への参加費**(販路開拓ではなく自己研鑽・受賞活動)
  • 交付決定前に契約・発注・支払いを行ったもの(最多の失敗パターン。サブスク自動課金初月含め要注意)
  • ウェブサイト関連費のみでの申請(単独申請不可、他経費区分との組み合わせ必須)

申請の流れ

  1. 1 GビズIDプライムを取得(オンライン申請なら最短即日、書類申請の場合は1週間程度の公式目安)
  2. 2 商工会・商工会議所に事業計画の相談予約(様式4発行依頼。**第19回の様式4発行受付は2026-04-16で締切済み・申請締切は2026-04-30 17:00** のため、本記事は次回公募分の準備として参照ください。次回公募では発行受付締切の2〜3週間前までに予約推奨)
  3. 3 事業計画書を作成(「自社ブランディング」ではなく「新規顧客開拓」軸で経費の因果関係を整理。汎用ツール・名刺等の対象外を明確に除外。申請前に概算・内訳根拠を固める)
  4. 4 補助対象経費の見積を取得(印刷物・撮影・展示会出展は複数社見積が理想)
  5. 5 商工会・商工会議所で様式4(事業支援計画書)を発行してもらう
  6. 6 電子申請システムで電子申請。**採択後、交付決定までに価格妥当性を示す見積書等を提出**、交付決定後に契約・発注・支払い

会計・帳簿のデジタル化

補助金申請では直近の帳簿・試算表・決算書が問われます。会計ソフト未導入の方は、申請前に準備を始めるとスムーズです。

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よくある質問

Adobe Creative Cloud のサブスク費は補助対象になりますか?

原則として対象外です。汎用・通常業務用のデザインソフトウェア、および既存契約の更新料・補助期間外分は補助対象から除かれる運用です。販促活動実施に直接使う特定業務用ソフトでウェブサイト関連費の範囲に収まる場合のみ個別確認の余地がありますが、商工会・商工会議所への事前相談で必ず確認してください。

自分の名刺・プロフィール冊子の制作は対象ですか?

原則として対象外です。公募要領の対象外例に「名刺」が明記されており、単なる自己紹介・会社PRの会社案内も対象外です。一方、特定の新規販路(特定業種の展示会等)向けに訴求を絞った作品集やサービス紹介冊子は、販路開拓の因果関係が示せれば対象になる余地があります。

個展・グループ展の会場費は対象になりますか?

経費区分が分かれます。**第三者主催の展示会に出展する場合は「展示会等出展費」**、**自社開催のPRイベントとして会場を借りる場合は「借料」** に該当し得ます。いずれも自己表現目的・商談導線のない純粋なアート展示は対象外になりやすいため、商談機会・受注導線・見込み顧客リスト取得の仕組みを事業計画書で明確化することが必要です。

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出典

本記事は一般的な制度解説であり、採択を保証するものではありません。最終判断は最新の公式公募要領および認定経営革新等支援機関・中小企業診断士・行政書士等にご相談ください。